7月8日(金)に、昭和女子大学の環境デザイン学科(建築・インテリアデザインコース)の講座にて、スポット講師として学生を相手に授業を行いました。非常勤講師の小久保彰氏の講座で、今回は90分(1コマ)実施致しました。

昭和女子大での授業風景(森本祥生)

テーマは「建築とは」という題名で、サブテーマとして『本物に触れる大切さと「美」に関する定義』を講義致しました。

  • 「本物」とは、そのもの本来が潜在的に持っているもので、その力はとてつもなく大きく、人によい影響を与えるという事例(新築・リフォーム案件)を解説する。(「本物」の紹介…漆喰(スイス)、木材(尾鷲杉・檜)、自然素材断熱材、etcは、当事務所ホームページの「私たちの家づくり」等でも掲載しています。)
  • 「建築」とはどうあるべきか。ヴィトルビウスの『建築十書』(BC.32-22)より紐解きながら解説し、現代にも通じる原理原則を解説する。そしてその原理原則に基づき「建築家」とはどういう心掛けでいる事が必要であるか、を語る。
  • 「美」とは建築・絵画に関わらず、ある一定の分析法により科学する事が出来る事を紹介し、実際の建築(西洋美術館、東京文化会館、etc)を紹介、解説する。

生徒さん一人一人に「たくさん本物に見て触れて感覚を身に着け、今後の業務に生かして欲しい」ことを語りました。